SSブログ
潜水艦 ブログトップ

太平洋戦争の日本の潜水艦 伊号 [潜水艦]

伊号潜水艦.jpg

 太平洋戦争時期  空母 戦艦 航空機 と同様に日本の潜水艦も建造されてました。

潜水艦 伊号

この呼び名ですが、潜水艦の排水量で分けられているようです。

排水量1000トン以上(大型)が伊号、500トン以上(中型)が呂号、500トン未満が波号となる。




伊号潜水艦は、第一次大戦時のドイツから戦利品のU-ボートを何隻かをもらい、それを徹底的に研究しそのときのU-ボートを大きくしたもののようですね。

ドイツの有名なUボートは排水量769tと比較的小型ですが日本の伊号潜水艦は2200t位の大型な物が多く、偵察用の水上機を搭載していた物もあります。

日本の潜水艦は艦隊決戦用に整備されていたため、水上速力と火力の面で他国より群を抜いていました。

しかし、潜水艦というのは隠密行動が基本です。

ですが、太平洋戦争時の日本の潜水艦は大型という事もあり当然エンジンも大型になってます。

この大型のエンジンは機動中の音も大きく、その上遮音性能が非常に乏しい為、高スペックであるが潜水艦としては致命的な欠陥という感じだったようです。

その点、あの有名なUボートは、小型であり搭載されているエンジンも平凡なものではあったが、機動音は小さく敵の音波探知機(ソナー)にも発見しずらいものであった。

 ですから、いくら航続力、攻撃力が高くても水中で大きな騒音を出して敵に簡単に発見されるようでは、潜水艦としてはまったく意味が無いということになりますね。



◎おすすめな太平洋戦争期の高評価な日本潜水艦史(画像クリックで販売先へいきます)


伊400型にかくれがちな伊14をフィチャーした冊子です。当時の乗員への聞き取りを行い、ウルシー攻撃の事前偵察作戦「光」にスポットを当てています。また、それだけでは無く、伊400や開戦~終戦時の潜水艦作戦やお馴染みの「ウルシー攻撃」作戦も解説が行われています。
光」作戦時の彩雲搭載方法の図解など図版も多く、テキストも乗員の談話を中心に豊富な量となっています。綿密な聞き取りと調査により当時の乗員の心情や動向を知る上で有用な資料だと思います。
 旧乗り組み員の方々の聞き取り調査も生々しく、更に、遣独潜水艦 伊8型の後部20mm4連装機銃の鮮明な写真もあり、潜高型や丁型の構造図や運用上巡検経路等まで掲載。









潜水艦 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。